吉岡 駿(よしおか はやき)

 1999年生まれ。3歳で知的障害を伴う自閉症と診断。5歳からピアノを始め、ピアノを浜田由美子氏、谷上公子氏、末永匡氏に、室内楽を澤口遊雲子氏に師事。国際ジュニアピアノコンクール、音の夢ピアノコンクールなど、様々なコンクールで入賞するとともに、2014年から各地で演奏活動を開始。2016年8月に北海道名寄市のEN-RAYホールで地元中学校吹奏楽部、2018年6月には島根県益田市で市民吹奏楽団と「吹奏楽とピアノのためのコンチェルティーノ」を、また2017年1月のリサイタルでは、「ラプソディ・イン・ブルー」を熱演し、好評を博した。現在は、社会福祉法人が運営する福祉作業所に従事するとともに、全国でソロのリサイタルの他、様々な演奏家や楽団との共演を行っている。